こんにちは、荻窪きりん堂鍼灸接骨院です。
年末年始は
「楽しいはずなのに、なぜか体がガチガチ」
「朝起きたら顎がだるい」
「歯が浮く感じがする」
…そんな声が増えます。
実はこの時期、顎の疲れ(顎関節まわりのだるさ)や食いしばりが起きやすい条件がそろっています。
-
寒さで無意識に力が入る
-
大掃除や移動で疲れている
-
睡眠不足で回復が落ちる
-
親戚付き合い・人混み・渋滞などでストレスが増える
-
スマホやPC時間が増えて首が前に出る(姿勢が崩れる)
この「力み」が続くと、顎だけでなく、こめかみの頭痛・首肩こり(ゴリゴリ)・めまい・耳の違和感など、いろんな不調につながることがあります。
今回は、年末年始に増える**顎の疲れ(食いしばり)**の原因と、**鍼灸(針灸)**でできること、今日からできるセルフケアをまとめます。

そもそも「食いしばり」ってなに?(寝ている間も起こります)
食いしばりは、起きている時だけでなく、**寝ている間(歯ぎしり・噛みしめ)**にも起こります。
本人は無自覚なことが多く、次のようなサインで気づくケースが多いです。
食いしばりのサイン
-
朝、顎がだるい/こわばって口が開きにくい
-
こめかみが重い(緊張型頭痛っぽい)
-
歯がしみる・欠ける・詰め物が取れやすい
-
舌のふちに歯型がつく
-
頬の内側を噛んでいる跡がある
-
肩・首が朝からゴリゴリ
- 眠りが浅い、途中で目が覚める
当てはまる人は、顎だけでなく「全身の力み」が強い可能性があります。
年末年始に「顎の疲れ」が増える理由
1)寒さで無意識に力が入る
寒いと体は熱を逃がさないように筋肉を緊張させます。
肩がすくみ、首が縮こまり、結果として**噛む筋肉(咬筋・側頭筋)**まで緊張しやすくなります。
2)ストレス・気疲れで交感神経が優位になる
年末年始は、行事や人付き合いで“気を使う場面”が増えます。
交感神経(緊張モード)が強くなると、体は「戦闘態勢」になり、歯を食いしばりやすくなります。
3)姿勢の崩れ(スマホ首・巻き肩)が顎に負担をかける
スマホやPC、長時間の移動で、首が前に出る姿勢が続くと、顎の位置もズレやすくなります。
顎が前に出る・下顎が引けるなどのズレが起こると、噛む筋肉が過緊張し、顎の疲れが強くなります。
4)睡眠不足で回復できない
睡眠中に緊張が抜けないと、噛む筋肉がずっと働き続けてしまいます。
結果、朝から顎が疲れている、という状態になりやすいです。
顎の疲れが広がると、どんな不調につながる?
食いしばりは顎だけの問題ではありません。関連しやすい症状は、
-
こめかみの頭痛(緊張型頭痛)
-
首・肩こり(ゴリゴリ)
-
目の奥の疲れ
-
耳の詰まり感、違和感
-
めまい(ふわふわ)
-
顔のむくみ、エラの張り
-
自律神経の乱れ(寝つきが悪い・途中で起きる)
「顎がつらい」の奥に、実は自律神経の疲れや姿勢の崩れが隠れていることが多いんです。

鍼灸(針灸)が「顎の疲れ・食いしばり」にできること
鍼灸は、顎の筋肉だけにアプローチするのではなく、背景の緊張・血流・自律神経を整えることで、食いしばりが起こりにくい体の状態を作っていきます。
1)噛む筋肉(咬筋・側頭筋)の緊張をゆるめる
顎の疲れの中心は、噛む筋肉の過緊張。
鍼(はり)でポイントを捉えると、筋肉の緊張がスッと抜けて、顎のだるさや開けやすさが変わる方もいます。
※刺激量は調整できます。「怖い」「痛そう」という方も安心してください。
2)首・肩・後頭部の緊張を取って“連動”をほどく
顎の筋肉は、首・肩・後頭部の筋肉とつながっています。
首肩がゴリゴリのままだと、顎もまた緊張しやすい。
そこで当院では、顎だけではなく、首肩・背中・呼吸のしやすさまで含めて整えます。
3)自律神経を整えて「寝ている間の食いしばり」を減らす方向へ
寝ている間の食いしばりは、「緊張が抜けない」ことが大きな要因。
鍼灸でリラックスしやすい状態を作ると、睡眠の質が上がり、結果として食いしばりが軽くなるケースがあります。

荻窪きりん堂鍼灸接骨院での見方(顎の疲れ編)
当院では、顎の症状を見つつ、次のポイントをチェックします。
-
顎を開けたときに痛い?音が鳴る?(カクカク)
-
左右差(片側だけ噛みやすい)
-
首の前側が硬い(胸鎖乳突筋・斜角筋)
-
巻き肩・猫背(スマホ首)
-
肩甲骨が動きにくい
-
呼吸が浅い
-
睡眠の質(途中覚醒、寝つき)
-
ストレスが溜まっているタイミング
そして、状態に合わせて
①顎まわりの筋緊張の調整
②首肩・後頭部の緊張を整える
③自律神経の負担を減らす施術
を組み合わせていきます。
今日からできるセルフケア(年末年始の顎対策)
1)まず「上下の歯を離す」癖をつける
普段、上下の歯が当たっている人は要注意。
基本は「唇は閉じて、歯は離れている」が正常です。
気づいたら、顎の力を抜いてみてください。
2)こめかみ(側頭筋)をゆっくりほぐす
指の腹でこめかみを軽く押し、円を描くように30秒。
痛いほど押さないのがコツです。
3)顎の付け根(咬筋)をやさしく緩める
奥歯を噛むと盛り上がる部分が咬筋。
そこをやさしく押して、ゆっくり呼吸します。
“ゴリゴリ”する人ほど、力を抜く練習になります。
4)首を温める(顎の力みは首から来ることが多い)
カイロや湯船で首の後ろを温めるだけでも変わります。
寒い日は特に効果的です。
5)寝る前スマホを減らす(食いしばり予防に直結)
脳が興奮すると交感神経が上がり、噛みしめが出やすいです。
寝る30分前だけでもOFFにできると理想です。
これは要注意:医療機関や歯科の相談も必要なケース
顎の疲れは鍼灸で楽になる方も多いですが、次の場合は歯科・口腔外科等の評価も大切です。
-
口が指2本分も開かない
-
開けると強く痛む、顎が外れそう
-
顎関節の音が大きくなってきた
-
歯が欠ける、詰め物が頻繁に取れる
-
強い歯ぎしりを家族に指摘される
必要に応じて、マウスピース(ナイトガード)などの歯科的ケアと、鍼灸を併用すると相性が良いこともあります。
まとめ:顎の疲れ(食いしばり)は「自律神経×姿勢×冷え」で悪化しやすい
年末年始に増える顎の疲れは、
寒さ・ストレス・姿勢の崩れ・睡眠不足が重なって起こりやすい不調です。
顎だけを何とかしようとしても、首肩がゴリゴリのままだったり、睡眠が浅かったりすると、また再発しやすい。
だからこそ、体全体の緊張を整える選択肢として**鍼灸(針灸)**が役立ちます。
-
朝から顎がだるい
-
頭痛や肩こりもセットでつらい
-
眠りが浅い
-
気づくと噛みしめている
そんな方は、荻窪周辺で荻窪きりん堂鍼灸接骨院へお気軽にご相談ください。



