〜荻窪きりん堂鍼灸接骨院からの解説〜
「治療を受けたらスッキリしたのに、数日経つとまた痛くなった…」
そんな経験はありませんか?
実は、これは珍しいことではなく、体の仕組みや生活習慣に深く関係しています。
今日は、その理由を日常の例えと一緒にわかりやすくお伝えします。
1. 原因そのものがまだ残っている
治療は痛みの原因を軽くしたり、体を正しい状態に戻すことができますが、原因そのものが完全になくなるわけではありません。
たとえば…
家の床がゆがんで傾いている状態を想像してください。
家具の位置を整えても、床の傾きが残っていれば、時間が経つとまた家具はずれてしまいます。
体も同じで、姿勢の癖や筋力不足、生活習慣が変わらなければ、また元の状態に戻りやすいのです。
2. 体が“正しい姿勢”に慣れていない
長年、悪い姿勢や筋肉の緊張が続いた体は、それを**「普通」**だと脳が記憶しています。
治療で正しい姿勢に戻っても、脳が「これは違う!」と感じ、無意識に元の悪い姿勢に戻そうとします。
これは、曲がった針金をまっすぐにしても、手を離すと元に戻るのと同じです。
針金をまっすぐに保つには、何度も少しずつ形を整える必要があります。
体も繰り返し正しい状態にすることで、ようやく新しい姿勢が“当たり前”になります。
3. 炎症や組織の回復には時間が必要
筋肉や関節の炎症は、一度の治療で痛みが軽くなっても、中の組織が完全に回復するには時間がかかります。
ケガをして絆創膏を貼ったらすぐ完治するわけではないのと同じです。
特に慢性的な腰痛や肩こりでは、筋肉の奥や関節周囲に小さな損傷が積み重なっています。
治療後に「痛くないからもう大丈夫!」と無理をすると、まだ修復途中の組織に負担をかけ、再び痛みが出やすくなります。
4. セルフケアや生活改善が不足している
治療で体が楽になっても、普段の生活で同じ負担をかけ続ければ、症状は再発します。
スマホを長時間使う、猫背でデスクワークをする、運動不足など…思い当たりませんか?
これは掃除をして部屋をきれいにしても、また同じ生活をしてすぐ散らかるのと一緒です。
体も、日々の積み重ねがきれいな状態(健康)を保つカギです。
5. 通院間隔が広すぎる
最初のうちは、治療の間隔を詰めて「良い状態を体に覚えさせる」ことが必要です。
間隔が空きすぎると、せっかく整えた体が元に戻ってしまいます。
これは習い事で1か月に1回しか練習しないようなもの。
なかなか身につかず、元のやり方に戻ってしまうのと同じです。
まとめ
治療後すぐに痛みが戻るのは、
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根本原因がまだ残っている

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体が正しい姿勢に慣れていない
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炎症や損傷の回復途中
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セルフケア不足
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通院間隔の問題
といった理由があります。
荻窪きりん堂鍼灸接骨院では、施術だけでなく姿勢改善・筋力強化・生活習慣のアドバイスも行い、痛みが戻らない体づくりをサポートしています。
「一回で治らない理由」がわかれば、焦らず着実に回復を目指せます。



