荻窪駅北口徒歩4分、荻窪きりん堂整骨院です。
今回は腰痛予防についてお伝えします。
腰痛予防ポイント①
ウォーキングやサイクリングなどの 軽い運動をできるだけ毎日続けましょう。
生活の中でこまめに動くことがポイント
疲れを感じたとき、軽く散歩をするなど体を動かすと、疲れが取れてきます。
軽く運動をすると、血液の循環がよくなり、
筋肉中にたまった乳酸や炭酸ガスなどの疲労物質が処理されます。
また、運動をすると体内に蓄積した脂肪が燃やされ、
肥満の予防にもつながります。
少し早足でウォーキングをしたり、
こまめにエクササイズをしたり、腹筋や背筋を鍛えたりすることが、
腰痛予防にとって大切です。
ただし、翌日まで筋肉痛や疲れを残すような運動は、
かえって逆効果になってしまうことも。
楽しくニコニコと会話できるくらいのペースで 運動をしましょう。
また、交通機関を使わずに歩く距離を増やしたり、
掃除や片付けなどでこまめに動いたりして、
日常生活の中で運動を増やすことも心がけてください。
ちょっと足を伸ばしてとなりの町まで 買いものに行ったり、
休日はサイクリングを楽しみながら運動量を増やしていきましょう。
お相撲さんが腰痛になりにくい理由
力士が腰痛になりにくいのはなぜでしょうか。
この秘訣は、角界の伝統にあります。
力士の基本的なトレーニングといえば、まず、四般が思い浮かべます。
大きく足を上げてから腰を落とす四股は、
下半身のストレッチングと、
腹筋・背筋などの筋力を鍛える効果があります。
また、力士は座布団を使うとき、2つに折ってお尻に敷くため、
あぐらをかいても前かがみになりません 。
この方法も、力士の腰を腰痛から守っているのです。
女性は四股を踏むのは抵抗があるでしょうから、
バレエのプリエなどで腹筋。 背筋を鍛えてみましょう。
プリエポイント
肩幅くらいに手足を開き、ゆっくりと腰を落とした後、ゆっくりと腰を上げる
予防 ポイント②
正しい姿勢を身に付けて、体の上手な使い方を覚えます。
少なくとも30分に1回は、席を立って体を動かしましょう。
前かがみになったり、反り返ったり、
体が左右どちらかに傾いていたりすると
腰の筋肉に無理がかかって、腰痛が起こります。
腰痛が起こる前に、正しい 姿勢を身に付けて予防します。
まず、立ち方から練習してみましょう。
骨盤をまっすぐに立て、
背骨がゆるやかにカーブするように立ってみます。
壁の前に立って後頭部・背中・ひざ・かかとを付け、
おなかとひざをひっこめるように下腹とお尻の筋肉に力を入れると、
まっすぐな立ち方ができます。
上手に立てるようになったら、
その姿勢を保ちながら座ったり歩いたりします。
慣れてくると、自然にできるようになるでしょう。
姿勢がよくなれば、見た目にも若々しく、
美しくなり、心も華やいできます。
ただし、どんなによい姿勢でも、
長時間同じ姿勢を続けていると、
血行が悪くなって、こりや痛みを招きます。
ときどき足の位置を前後に変えたり、
30分に1回は、大きく伸びをしたりして、
席から離れて軽く体を動かしたりするとよいでしょう。
それでも腰痛でお悩みの方は、当院では、
腰痛や身体の姿勢・筋肉の使い方など、
お一人お一人の症状に合わせたオーダーメイド治療を行っています。
少しでも身体にお悩みがありましたら、ご相談ください。
文献:
首・肩・腰・ひざの痛みをなんとかしたい!
監修:東京厚生年金病院 副院長伊藤晴夫