こんにちは。荻窪きりん堂接骨院です。
「口を開けると顎が痛い」「あくびをするとカクッと音が鳴る」「顎がこわばって開きにくい」
そんなお悩みはありませんか?
その原因の一つが、外側翼突筋(がいそくよくとつきん) という筋肉の硬さです。
今回は、当院のYouTubeチャンネル「痛み・コリの駆け込み寺 きりん堂【柴﨑伸治】」で紹介している
📺 【顎関節症】瞬間10秒のマッサージで治す!外側翼突筋はがし
の内容をもとに、顎関節症の原因とセルフケアの方法をわかりやすく解説します。
顎関節症の主な原因とは?
顎関節症は、顎の関節そのものの異常だけでなく、筋肉のバランスの崩れからも起こります。
とくに「外側翼突筋」は、顎を開閉するときに重要な働きをする筋肉で、
噛みしめ・食いしばり・ストレスなどで硬くなりやすい部分です。
この筋肉がこわばると——
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口を開けるときに痛みが出る
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顎の関節がズレて「ガクッ」と音がする
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顎だけでなく頭や首まで痛くなる
といった症状を引き起こします。
外側翼突筋の位置と役割
外側翼突筋は、頬の奥・こめかみの下あたりにある筋肉で、顎を前に突き出したり、横に動かす働きを担っています。
この筋肉が緊張すると、顎の関節が正しい位置で動かなくなり、「カクッ」「ズレる」といった不快な動きが起きやすくなります。
【動画で解説】外側翼突筋はがしのやり方
📺 動画はこちら
手順(動画より)
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指を頬の外側、頬骨の少し下に軽く当てる
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顎の付け根に向かって斜め上・奥にゆっくり押し込む
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「痛気持ちいい」部分を見つけたら、10秒間キープ
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ゆっくり離し、口を開閉して動きを確認
👉 わずか10秒で顎の動きがスムーズになり、「カクカク感」や「重だるさ」が軽くなる方も多いです。
注意点
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強く押しすぎず、軽い圧で行うこと
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指を清潔にして行う
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痛みが強い・口が開かない場合は無理をしない
整体でのアプローチ
荻窪きりん堂接骨院では、顎の筋肉だけでなく、全身のバランスを整える施術を行います。
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姿勢矯正(首・背骨・骨盤)
→ 顎の動きに関係する首の歪みを整える -
肩甲骨・胸郭の調整
→ 食いしばりやストレスによる上半身の緊張を軽減 -
顎周囲の筋膜リリース
→ 外側翼突筋・咬筋などの緊張をやさしくゆるめる
顎だけでなく、全身のつながりを考えたアプローチで再発を防ぎます。
まとめ
顎関節症は、「顎の筋肉をほぐす」だけでなく、「首や姿勢のバランスを整える」ことが重要です。
外側翼突筋をゆるめることで、顎の可動域が広がり、痛みや不快感が軽くなるケースが多くあります。
「口を開けると痛い」「顎がカクカクする」とお悩みの方は、
ぜひ動画を参考にセルフケアを試してみてください。
それでも症状が続く場合は、荻窪きりん堂接骨院へお気軽にご相談ください。
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