こんにちは。荻窪きりん堂鍼灸接骨院です。
最近「お灸がじわじわ人気」という話を耳にしたことはありませんか?
お灸と聞くと「熱そう」「お年寄りのもの」といったイメージを持つ方も多いかもしれません。
でも実は今、自宅で気軽にできるセルフケアとして、お灸が若い女性にも注目されています。
今回は、そんな「お灸の魅力」と「自宅でできるツボ押し&お灸の方法」について、初心者の方にもわかりやすくご紹介します。
そもそも「お灸」って何?
お灸は、「もぐさ」と呼ばれるヨモギの葉を乾燥させたものを用いて、皮膚に温熱刺激を与える東洋医学の治療法です。
古来より日本でも親しまれ、冷え症や胃腸の不調、肩こり、ストレス緩和など、さまざまな体調不良に活用されてきました。
お灸の刺激は「熱い」のではなく、じんわりと心地よい温かさが特徴です。
この温熱刺激がツボに働きかけることで、身体の巡りを良くし、自然治癒力を高めるのが最大の魅力です。
自宅お灸のメリット
最近では、煙の少ないタイプや台座付きのお灸も販売されており、初心者の方でも安心して自宅で行うことができます。
自宅お灸のメリットは?
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道具があれば誰でも簡単にできる
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副作用が少なく、安心安全
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肩こり・冷え・疲労・ストレスなど幅広い症状に対応
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自分のタイミングでケアできる
お灸の効果が期待できる代表的な症状
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肩こり・腰痛
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冷え症・むくみ
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胃腸の不調(便秘・下痢)
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不眠・疲労感
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月経トラブル・PMS
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免疫力アップ
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自律神経の乱れ など
「最近なんとなく体調がすぐれない…」そんな未病の段階にも、お灸は効果的です。
おすすめのツボとセルフお灸法
ここでは、誰でも押しやすく、お灸もしやすい代表的なツボをご紹介します。
ツボ押しだけでも効果があるので、お灸が難しい場合は指圧でもOK!
① 合谷(ごうこく)
場所:手の甲、親指と人差し指の骨が交わるところ
効果:肩こり、頭痛、眼精疲労、ストレス、不眠
▶ やり方:親指でゆっくりと3〜5秒ほど押して、離す。5回程度繰り返しましょう。
お灸をするときは、台座灸を使って皮膚に直接当てずに使います。
② 三陰交(さんいんこう)
場所:内くるぶしから指4本分上、骨の後ろのくぼみ
効果:冷え、月経不順、むくみ、不眠
▶ やり方:女性に特におすすめのツボ。
夜寝る前などにお灸で温めると、足先の冷えが軽減されて寝つきがよくなります。
③ 足三里(あしさんり)
場所:膝のお皿の下、外側のくぼみから指4本分下
効果:胃腸の不調、免疫力向上、疲労回復
▶ やり方:昔から「足三里に灸をすえれば長生きする」と言われるほど万能なツボ。
毎日でも刺激してOKです!
自宅でのお灸の使い方のポイント
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リラックスできる環境で行うこと(テレビやスマホはオフに)
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お灸の熱さは「心地よい」くらいがベスト
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入浴後など、身体が温まった状態が効果的
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お灸後は水分補給と安静を
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赤くなったり痛みが出た場合は中止すること
※肌が弱い方やアレルギー体質の方は、事前にパッチテストを行うか、当院でのアドバイスをおすすめします。
注意点:お灸が適さないケースもあります
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発熱時や風邪のひき始め
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妊娠中(ツボにより使用可否が分かれます)
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お酒を飲んだ後
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急性の炎症があるとき
不安がある場合は、無理せずご相談ください。
荻窪きりん堂鍼灸接骨院では…
当院では、患者様の体質や不調の内容に合わせて、プロの鍼灸師が適切なツボを選び、丁寧なお灸施術を行っています。
さらに、ご自宅でできるお灸のやり方や、体調に合ったツボの選び方もアドバイスしています。
「お灸をやってみたいけど自信がない…」という方も、まずは院で施術を受けていただければ、ご自身に合ったセルフケアの方法を知ることができます。
まとめ
お灸は、身体の内側から温めて体調を整える、やさしいセルフケアの味方です。
忙しい日々の中でも、お灸タイムを取り入れることで、自分と向き合い、心身をリセットする大切な習慣になります。
気軽に始められて、続けることで身体が変わる――そんな魅力ある「お灸ケア」を、ぜひ日常生活に取り入れてみてください。
ご自身に合った方法やツボを知りたい方は、ぜひ荻窪きりん堂鍼灸接骨院までお気軽にご相談ください。
あなたの健康づくりを、しっかりサポートいたします!