~知らないと損!効果の違いや使い分けをやさしくご紹介~
「鍼灸って聞くけど、鍼とお灸って何が違うの?」
「どっちが痛くない?熱くない?」
「自分の症状にはどっちが合うんだろう?」
荻窪きりん堂鍼灸接骨院にご来院される方の中にも、こうした疑問をお持ちの方が多くいらっしゃいます。
そこで今回は、鍼(はり)と灸(きゅう)の違い、効果や使い分け方、どんな人に向いているのかをわかりやすく解説します。
施術をより安心して受けていただくための参考になれば幸いです。
鍼(はり)とは?
鍼とは、髪の毛ほどの細い金属製の鍼を使い、皮膚や筋肉に刺激を与える治療法です。
東洋医学の理論に基づき、体のツボ(経穴)や筋肉の硬くなった部分(トリガーポイント)などにアプローチします。
◆ 鍼の主な目的と効果
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筋肉の緊張をゆるめる
肩こりや腰痛、眼精疲労などに効果的です。 -
血流改善
滞っていた血の巡りを良くし、老廃物の排出を促します。 -
痛みの抑制
神経系に刺激を与え、痛みの感じ方を和らげる効果もあります。
また、当院ではディスポーザブル(使い捨て)鍼を使用し、衛生面にも最大限配慮しております。
鍼といっても注射のような痛みはほとんどなく、「チクッとするかな?」程度の刺激で済むことがほとんどです。
灸(きゅう)とは?
灸とは、ヨモギの葉を原料にした「もぐさ」を燃やし、皮膚に温熱刺激を与える治療法です。
鍼と同様にツボを刺激しますが、鍼が「刺す」のに対し、灸は「温める」施術です。
◆ 灸の主な目的と効果
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冷えの改善
特に女性に多い冷え症、手足の冷え、生理痛などにおすすめ。 -
免疫力アップ
お灸の温熱が身体を内側から活性化します。 -
自律神経の調整
温かさが副交感神経を優位にし、リラックス効果をもたらします。
当院では、直接皮膚の上でもぐさを燃やす「直接灸」だけでなく、台座の上で燃やす「間接灸」を使用し、熱すぎない・火傷しないお灸を心がけています。
鍼と灸、それぞれの得意分野とは?
鍼と灸にはそれぞれの「得意分野」があります。
症状や体質によって使い分けたり、併用することで相乗効果を得られたりします。
たとえば、「肩こりがつらいけど、体が冷えて眠れない」といった場合は、鍼でコリをゆるめつつ、お灸で全身を温めるというように組み合わせて使うことが多いです。
どんな人に向いているの?
◆ 鍼が向いている人
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肩こりや腰痛、ぎっくり腰などの筋肉系のトラブルがある方
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デスクワークなどで目・首・肩の疲れがたまりやすい方
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スポーツ後の疲労回復や筋肉のメンテナンスをしたい方
◆ 灸が向いている人
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手足の冷えや胃腸の不調、生理痛など体質的なお悩みがある方
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慢性的な疲れが抜けにくい、寝てもスッキリしない方
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免疫力を上げたい、風邪をひきやすい方
※どちらか一方だけでなく、体の状態に応じて鍼と灸を組み合わせて行うのが、より効果的です。
荻窪きりん堂の鍼灸治療の特徴
当院では、東洋医学と現代の解剖学を組み合わせた施術を行っております。
単なるリラクゼーションではなく、症状の根本原因にアプローチしながら、鍼と灸を適切に使い分けて治療します。
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カウンセリングで生活習慣や体質をチェック
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姿勢分析や筋肉の状態を丁寧に評価
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鍼と灸のバランスを考えたオーダーメイド施術
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セルフケア(お灸のやり方など)も指導
初めての方には、鍼もお灸も痛みや熱さがないように調整しますので、ご安心くださいね。
まとめ:鍼とお灸、正しく知って、安心して受けよう
鍼とお灸は、どちらも体の自然治癒力を引き出す東洋医学の知恵。
似ているようで、目的や効果には違いがあります。
「痛そう…」「熱そう…」と不安な方も多いですが、実際には心地よくリラックスして受けられる施術です。
ご自身の症状や体質に合った方法で、体を内側から整えていきましょう。
わからないことがあれば、どんなことでもお気軽にご相談ください。
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