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睡眠リズムとホルモンバランスの関係について

2024.09.12

私たちの健康や日常のパフォーマンスには睡眠リズム(サーカディアンリズム)とホルモンバランスが密接に関わっています。

 

睡眠の質が悪いと感じるときや体調が優れないときには、これらが乱れている可能性があります。

 

ここでは睡眠リズムやホルモンバランスの基本的なメカニズムや、健康を保つための方法について詳しく説明します。

寝不足の女性

1. 睡眠リズム(サーカディアンリズム)とは?

睡眠リズムは正式には「サーカディアンリズム」と呼ばれる体内時計は、私たちが1日の活動や休息をどのように過ごすかを決める重要な要素です。

 

このリズムは24時間周期で繰り返され、特に光と暗さに影響されます。

 

人間の体は昼間に活動的になり夜に休息を取るように設計されていますが、このサイクルは外部の環境、特に日光に大きく左右されます。

 

例えば朝に太陽の光を浴びると、体は「起きる時間だ」と認識し活動を開始する準備を整えます。

 

一方、夜になると暗さが脳に「休む時間だ」という信号を送り、体をリラックス状態に導きます。

 

このリズムが崩れると昼間の集中力やエネルギーが低下したり、夜になかなか眠れなくなったりすることがあります。

 

2. ホルモンの役割

ホルモンは私たちの体内で情報を伝える化学物質であり、睡眠リズムにも強い影響を与えます。

 

特に睡眠に関係する主なホルモンには、以下のようなものがあります。

 

メラトニン

メラトニンは「睡眠ホルモン」として知られており、眠気を誘発する役割を持っています。

 

このホルモンは夜になると脳内で分泌が増加し、体に「そろそろ休む時間だ」というサインを送ります。

 

逆に朝や昼間には分泌が抑制され、覚醒状態を保ちます。

 

夜更かしや遅い時間まで強い光(特にスマートフォンやパソコンのブルーライト)を浴びると、メラトニンの分泌が抑制され、寝つきが悪くなることがあります。

 

コルチゾール

コルチゾールは「ストレスホルモン」としても知られていますが、実は私たちが目を覚ますのにも重要な役割を果たしています。

 

このホルモンは朝に分泌量がピークになり、体を活動状態に導きます。

 

しかし、ストレスや不安が強いと夜にもコルチゾールの分泌が増え、リラックスできずに眠れなくなることがあります。

 

成長ホルモン

 

成長ホルモンは体の成長や修復を促進するホルモンで、特に深い睡眠(ノンレム睡眠)中に多く分泌されます。

 

このホルモンは子供の成長だけでなく、大人の筋肉の修復や代謝の調整にも関与しています。

 

深い眠りをしっかり取ることで体は疲労を回復し、健康を維持することができます。

 

3. 睡眠リズムとホルモンバランスの乱れ

私たちの現代の生活では夜遅くまで働いたり、スマートフォンを長時間使ったりすることで、睡眠リズムが簡単に乱れてしまいます。

 

このような生活習慣はホルモンの分泌にも影響を与え、健康に悪影響を及ぼします。

 

例えば夜遅くまでスマートフォンを見ていると、ブルーライトによってメラトニンの分泌が抑制されます。

 

その結果、寝つきが悪くなり深い眠りが取れなくなります。

 

また、長期間にわたるストレスはコルチゾールの分泌を増加させ、リラックスできずに疲労がたまりやすくなります。

 

さらに不規則な生活リズムや睡眠不足は、食欲に関連するホルモンにも影響を与えます。

 

例えば睡眠不足になると食欲を刺激するホルモン「グレリン」が増加し、逆に満腹感を感じさせる「レプチン」が減少するため、食べ過ぎや体重増加につながることがあります。

 

4. 健康的な睡眠リズムとホルモンバランスを保つために

睡眠リズムとホルモンバランスを整えるためには、いくつかの生活習慣の改善が効果的です。

 

鍼灸治療

 

睡眠の質向上:鍼灸は睡眠の深さを向上させ、睡眠時間を最適化する効果があります。

 

これはメラトニンの分泌を促進し、リラックス効果を高めるためです。

 

ストレス緩和:鍼灸治療は自律神経を整えることで、ストレスや不安を軽減します。

 

ストレスホルモンの抑制により、体がリラックスした状態に戻ります。

 

体内時計の調整:乱れたサーカディアンリズムを整えるために、鍼灸は体内のエネルギーの流れを正常化します。

 

特に、夜勤や時差ボケによるリズムの乱れにも対応できます。

鍼治療

規則正しい生活リズムを保つ

毎日同じ時間に寝て同じ時間に起きることが、体内時計を整える基本です。

 

週末でもできるだけ平日のリズムを崩さないように心がけましょう。

 

光の利用を工夫する

朝はしっかりと日光を浴びることで、コルチゾールの分泌を促進し、体を目覚めさせることができます。

 

また、夜はできるだけ光を控えめにし、特にブルーライトを避けることで、メラトニンの分泌を妨げないようにします。

 

ストレス管理

リラクゼーションやストレス管理も重要です。

 

ヨガや瞑想、深呼吸など、リラックスできる方法を取り入れて、コルチゾールの過剰分泌を抑えることが、質の良い睡眠につながります。

 

適度な運動

日中に適度な運動をすることで、夜の眠りが深くなります。

 

ただし、寝る直前の激しい運動は体を覚醒させてしまうため、避けるようにしましょう。

 

まとめ

睡眠リズムとホルモンバランスは、私たちの健康に欠かせない要素です。

 

規則正しい生活リズムを保ち、ホルモンバランスを整えることで、より良い睡眠を得ることができ、日中のパフォーマンスも向上します。

 

しっかりとした休息を取ることで、心身ともに健康を維持し、より充実した生活を送るための基盤を築きましょう。

 

また、当院では睡眠リズムやホルモンバランスなど自律神経を整えるために鍼灸治療を行っています。

 

もし睡眠リズムやホルモンバランスお困りでしたら、お気軽にご相談ください。

 
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