こんにちは。荻窪きりん堂鍼灸接骨院です。
皆さんは
「肩こりがつらいからマッサージに行こうかな?」
「最近、鍼灸も気になるけど、どっちがいいんだろう?」
と悩んだことはありませんか?
同じように“体の不調を和らげる”という目的を持つ鍼灸とマッサージですが、実はそのアプローチ方法や効果、適応症には大きな違いがあります。
今回は、現役の国家資格を持つ鍼灸師が、それぞれの療法の特徴や違い、どんな症状に向いているのかを比較して解説していきます。
鍼灸とは?身体の内側から整える施術
鍼灸(しんきゅう)とは、細い鍼(はり)を身体のツボに刺す「鍼(はり)施術」と、艾(もぐさ)を使って温める「灸(きゅう)施術」を組み合わせた、東洋医学に基づく治療法です。
● 鍼灸の主な目的
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自律神経の調整
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血流やリンパの流れを促進
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経絡(けいらく)や気血のバランスを整える
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慢性的な痛みやしびれ、内臓不調の改善
特に筋肉の深部や神経系、ホルモンバランスの乱れなど、“目に見えない不調”にアプローチできるのが鍼灸の大きな特徴です。
マッサージとは?筋肉・疲労にダイレクトなアプローチ
一方、マッサージ(もみほぐし)は、皮膚や筋肉に手技を加えることで、血流を改善し、こわばった筋肉をゆるめてリラックスを促す施術です。
● マッサージの主な目的
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筋肉の緊張緩和
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疲労物質の代謝促進
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リラクゼーション・ストレス緩和
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血流・リンパの流れの改善
デスクワークによる首肩こりや背中の張り、全身の疲労感など、「筋肉のこわばりが主な原因」と考えられる不調には、マッサージが即効性を発揮します。
どちらが自分に合っているの?
「じゃあ、私はどちらを選べばいいの?」
そんな方のために、症状別のおすすめをご紹介します。
● 鍼灸がおすすめの方
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朝起きても疲れが取れない
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手足がしびれる・冷える
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生理痛や更年期の不調がつらい
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ストレスで眠れない・自律神経が乱れている
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病院で「異常なし」と言われたけどつらい
→ 身体の内側から調整したい方、自律神経の乱れや慢性症状には鍼灸が効果的です。
● マッサージがおすすめの方
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肩や背中がガチガチにこっている
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立ちっぱなしや歩き疲れで脚が重い
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なんとなく全身がだるい
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ストレスを解消したい・リラックスしたい
→ 筋肉のこわばりや一時的な疲れには、マッサージでのケアが有効です。
実は、鍼灸とマッサージはどちらか一方ではなく、組み合わせて受けることで相乗効果が期待できます。
たとえば、
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鍼で深部の神経や筋肉に刺激を与え、
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その後にマッサージで筋肉をゆるめて循環を促進
という流れで行うと、症状の改善スピードがグッと上がることもあります。
当院では、国家資格を持つスタッフが、患者様一人ひとりの状態をみて、最適な治療法をご提案しています。
まとめ:自分に合った療法で根本改善を
鍼灸とマッサージ、それぞれに強みと役割があります。
大切なのは、「その時の症状」に合わせた施術を選ぶこと。
もし、
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今までマッサージだけでなかなか改善しなかった
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鍼灸は初めてだけど試してみたい
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自律神経や慢性的な不調を根本から改善したい
という方は、ぜひ荻窪きりん堂鍼灸接骨院にご相談ください。
専門家による丁寧なカウンセリングとオーダーメイド施術で、あなたの体を根本から整えていきましょう。