きりん堂鍼灸接骨院・整体院【荻窪院】|こりや痛みを解消する整体

荻窪きりん堂接骨院
各種保険取扱い交通事故対応
診療時間



荻窪駅徒歩3分 予


BLOG

好転反応ってなに?施術後に体がだるくなる理由

2025.06.06

好転反応ってなに?

施術後に体がだるくなる理由とは|荻窪きりん堂鍼灸接骨院

                  

 

こんにちは。荻窪きりん堂鍼灸接骨院です。

当院では、マッサージや整体、鍼灸などの施術後に以下のような声をいただくことがあります。

「治療の後、なんだか体がだるくなって…」

「翌日に眠気が強くて、一日中ぼーっとしていました」

「痛みは減ったけど、倦怠感がすごいんです」

こうした症状は、「好転反応(こうてんはんのう)」と呼ばれるものです。

あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、これは体が回復しようとする過程で一時的に現れる反応
で、多くの方が経験する自然なものです。

今回は、**好転反応とは何か?なぜ起こるのか?**そして「揉み返し」との違いについて、専門的な視点からわかりやすく解説していきます。


好転反応とは?|体がよくなる前に出る“ゆらぎ”

好転反応とは、治療により体の血流・神経・リンパなどの循環が改善した際に、体が調整モードに入ることで一時的に起こる不調のような反応です。

まるで大掃除を始めた時に、ホコリが舞って一瞬部屋が汚れて見えるような状態です。

一時的に「だるい」「眠い」「頭が重い」などの症状が出ますが、体が整い始めている証拠とも言えます。


好転反応でよく見られる症状

  • 強い眠気だるさ

  • 一時的な軽い痛み違和感

  • 軽度の頭痛

  • トイレの回数が増える(デトックス反応

  • 微熱のような火照り感

  • 感情が揺れ動きやすくなる

これらは、体が滞っていた血流や神経の流れを正常化しようと動き出すときに現れる一過性の変化です。

とくに初めて治療を受ける方や、慢性症状を長く抱えていた方に出やすい傾向があります。


なぜ好転反応が起きるのか?3つのメカニズム

1. 血流・リンパの急激な変化

整体や鍼灸、マッサージで筋肉が緩むと、今まで滞っていた血流やリンパが一気に流れ始めます。

これにより、老廃物の排出や細胞の修復作業が一時的に活発化

その過程でだるさや眠気を感じることがあります。

特に鍼灸や筋膜リリースなどの深部アプローチでは、内臓や神経にまで影響が及ぶため、より大きな反応が出ることも。

2. 自律神経のバランスが整いはじめる

治療によって副交感神経(リラックスの神経)が優位になると、それまで緊張していた交感神経(活動の神経)とのバランス調整が起こります

結果として、

  • 体が「休もう」とする(=眠気・だるさ)

  • 筋肉の緊張がゆるみすぎて力が入りにくい

  • 情緒が不安定になる

といった反応が一時的に出現します。

3. 蓄積された疲労や炎症が“表面化”する

長年たまった疲れや炎症が、治療で血行が良くなることで表に出てくることがあります。

これを「隠れた症状の顕在化」とも言い、治癒の第一歩でもあります。

たとえば、慢性的に痛みを抱えていた人が、施術後に違う場所が痛くなったりするのは、根本原因が表に現れてきたサインなのです。


揉み返しと好転反応の違い

「治療後に痛みが出た」という点で、揉み返しと好転反応は混同されやすいですが、実は全く異なる現象です。

比較項目 好転反応 揉み返し
原因 体の自然な調整反応 過剰な刺激による筋損傷
症状 だるさ、眠気、軽い痛み 局所的な筋肉痛、炎症
持続時間 数時間〜3日程度 4〜5日程度
対応 水分補給・休養 冷却・安静
体への影響 ポジティブな変化 ネガティブな負担

つまり、**好転反応は「良くなる前のゆらぎ」**であり、**揉み返しは「刺激のやりすぎ」**といえます。


好転反応が出やすい人の特徴

以下のような方は、好転反応が起こりやすい傾向があります。

  • 初めて整体や鍼灸を受ける

  • 慢性的な肩こり・腰痛がある

  • 睡眠不足や疲労が強い

  • 自律神経が乱れがち(冷え・便秘・不眠など)

  • ストレスを感じやすい

このような方には、施術を弱めに調整する・事前に説明しておくなどの工夫が必要です。


当院での好転反応対策

荻窪きりん堂鍼灸接骨院では、好転反応を最小限に抑えながら、体が本来の力を取り戻せるようなアプローチを行っています。

  • 初回はソフトな刺激からスタート

  • Mテストや体表観察での事前評価

  • 自律神経や内臓の状態に配慮

  • セルフケア・水分摂取のアドバイス

これにより、体に優しく・効果的な変化をもたらすことが可能です。


好転反応が出たときの正しい対処法

もし施術後に好転反応と思われる症状が出た場合は、以下を意識してください。

  1. ゆっくり休む(無理な運動・飲酒を避ける)

  2. こまめに水分補給(常温の水が理想)

  3. 症状が数日続く場合は施術者に相談する

多くの場合は、翌日にはスッキリ感を感じるようになります。


まとめ|好転反応は回復へのステップ

好転反応は、体が良くなる過程で一時的に起きる自然な反応です。

体の奥から変わり始めている証でもあるので、必要以上に心配する必要はありません。

ただし、体にとって過度な刺激になってしまうと「揉み返し」となり、逆効果になることもあります。

荻窪きりん堂鍼灸接骨院では、一人ひとりの体質や体調に応じたやさしく的確な施術を心がけています。

治療後に気になる症状があった場合は、いつでもご相談ください。


▶ ご予約・お問い合わせはお気軽に!

好転反応を見極め、身体が快方に向かうお手伝いをいたします。初めての方も安心してご来院ください。

 
ブログ一覧へ戻る
03691510700369151070
TOP